今度東京に入荷する予定の、ピエール・クンツの2009年新作。今年は2点の時計が話題を呼んだが、
そのひとつがこの「ヴェルティゴ」である。ヴェルティゴとは、「めまい」を意味するフランス語。
ピエール・クンツがバカンスで南フランスを訪れた際、遊園地のフリーフォールから発想を得て生み出した時計である。
レトログラード使いを得意とするクンツらしく、ダイヤル左側のレトログロードセコンドが上へと昇っていき、0時になると下に帰零する仕組み。右上のインダイヤルが分、右下が秒を表示する。クンツの遊び心がふんだんに発揮された、目にするのも楽しい時計。
自動巻き、SSケース(一部ブラックPVD加工)×ラバーストラップ、ケース径43mmのスクエア型、100m防水、186万9000円(予価)、今秋発売予定。 |