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きらめくホリデイシーズン、カルティエの「LOVE」を纏って

それをつける恋人が、いつまでも自分との愛の世界にいますように――ふたりの想いをビスで固く締め、閉じ込めることによって、“束縛したいほどに愛してる、束縛されたいほどに愛している”……そんな情熱的な意味を表現した「LOVE」コレクション。


もともとこの「LOVE」は、1969年にニューヨークで生まれたコレクションだ。かつて、エリザベス・テーラーとリチャード・バートン、ソフィア・ローレンとカルロ・ポンティ、アリ・マッグローとスティーブ・マックイーン、ナンシー・シナトラとフランク・シナトラ……情熱的な関係で結ばれた伝説のカップルが身につけ話題をさらい、そして瞬く間にベストセラーとなった。


誕生から40年以上たった今年、恋人たちの愛のかたちも多様化してきた。連絡だってモバイルで、いつでもどこでも、海外にいたってコンタクトが取れるし、メールもチャットのように即レスが可能だし(または要求もされる可能性もある)、ほかにもTwitterやFacebook、相手がいま・どこで・何をしているかを、連絡を取らずして知ることだってできる。


そんな現代において、カルティエの「LOVE」が私たちに語りかけることも変化してきたのかもしれない。人びとがどんどんとネットで繋がっていくいっぽう、世界でもっとも確かな結びつきとは何なのだろう、と。



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