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パテックフィリップが進化させた“ルイ・コティエ式”ワールドタイマー

ワールドタイム機能とは通常使用する地域の時刻の他に、世界の主要都市の時刻を知ることができる機能です。下の画像を見ていただくと分かりやすいのですが、文字盤の外周に世界の主要都市名があります。そして、その内側に24時間表示のその都市に対応した時刻があります。つまり、中央に“通常の時刻表示をする時計”があり、その時計とは別で、通常時刻時計と連動して動く“24時間表記の世界時計”があるのです。その“24時間表記の世界時計”は、外周にある都市の時刻を表します。例えば下の画像では、通常の時刻が「10時過ぎ」です。そして、その外周にある世界時計を見ると、12時側にある“TOKYO”は「10時過ぎ」となっており通常時刻と連動していることが分かります。さらに、“RIO(リオデジャネイロ)”は「22時過ぎ」、“NEW YORK”は「20時過ぎ」、“LONDON”は「1時過ぎ」など、世界の主要都市の時刻が一目でわかります。デジタル表示式などこのタイプ以外にもワールドタイマーは存在しますが、パテックフィリップが採用するこの24時間ディスクタイプのワールドタイマーは最定番型と言えるでしょう。  



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