スイスのル・ブラッシュにある工房から今年届いたのは、フライバック クロノグラフのレディスモデル。フライバック クロノグラフは計測中にリセットボタンを押すとクロノグラフ針が瞬時にゼロにもどり、再び計測をスタートする機構だ。
このレディスモデルもメンズモデルにたがわず、フレデリック・ピゲベースのキャリバーF185を採用している。美しい装飾が施されたムーブメントを、裏面のシースルーバックからのぞくことができるのもうれしい。
計時としての機能的な顔をもつ時計を、可憐なデザインで女性の腕にふさわしいジュエリーウォッチへと仕上げた。ことに目をひくのが、マザーオブパールのダイヤル上に燦然と輝くルビーのハートモチーフ。情熱を表す「赤」を意識的にデザインへと取り入れており、日付表示もバレンタインデーの14日のみ同じく深紅に彩られている。
ブランパンの足跡を語るムーブメントに、女性らしい柔らかなイメージのデザインを施したフライバック クロノグラフ。年に一度のバレンタインデーにしか味わえないこのロマンティックな遊び心に、ぜひ触れてみてはいかがだろう。 |