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「シチズン」ブランド初のトゥ―ルビヨン搭載、大丸松坂屋百貨店の記念モデル

300年という“時間の美しさ”を振り返り、時間や歴史が育んできた価値を“新しい価値”としてリメイク(再創造)していくという大丸のメッセージにふさわしいモデルとして、マニファクチュールを体現すると共に、時計の原点となる機械式に着目。トゥ―ルビヨンを備えた機械式ムーブメントを新たに自社で設計し、マニュファクチュールだからこそ成し得るムーブメントを作り上げた。キャリッジは、軽量化を目的としてチタン合金を採用。また巻き上げの持続時間は約100時間で、単に長時間駆動させるためだけではなく、一日の精度を維持するために考えられたもの。“時計との対話を楽しんで欲しい”という想いを込めて、平凡な機械と技術で、そして何より“永く寄り添うこと”を目指して作られている。


 デザインのテーマは「心地よさ」。文字板と針、ケースライン、りゅうずのエッジ、トゥ―ルビヨンなどをモノトーンのコントラストで仕上げた装いは、モダンな都市“TOKYO”の和の表情を表現している。ホワイトカラーの文字板は七宝焼きで作られており、ケースと裏蓋はk18ホワイトゴールド製。シースルーバックから鑑賞のできる情景は、受にコートドジュネーブを縦方向に施すことで、木々が浴びる“喜雨”を表現し、まるで浮世絵の様な水辺の情景を表している。ケースの肌触り、りゅうずを巻く感触や音、時間の表示に、いつもと少しだけ異なる技能と感性が追加された機械式腕時計だ。


 精緻で繊細な仕上げや時の流れをより楽しめる工夫が施された記念モデルは、アニバーサリーにふさわしい逸品。匠の技を感じるジャパンブランドらしい腕時計に、これからも注目したい。



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