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ロレックス|「エクスプローラーⅡ」は面白い

エクスプローラーⅡの2ndモデル(16550)は、1988年に登場します。この登場は「24時間針にGMT機能が追加される」という意味で、初代モデルからこの2ndモデルへの切り替えは魅力的なものでした。

 

しかし、この「1988年」はロレックス全体として大きな年でもあったのです。この1988年は、ロレックスが基幹となるベースムーブメントを新たな世代のものへ入れ替えるタイミングでした。つまり、ロレックス全体で新ムーブメント切り替えに舵をとる記念すべき年でした。そのため、この年ごろを境として、デイトジャスト、サブマリーナ(デイト)、デイデイトなどが次々と新ムーブメント搭載のためにモデルチェンジを行いました。

 

前述したように、エクスプローラーⅡの2ndモデルは“1988年”に登場します。問題は、これが「旧ムーブメント搭載」である点です。つまり、他のモデルが次々と新ムーブメント搭載の切り替えに盛り上がっているタイミングで、エクスプローラーⅡはなぜか“旧ムーブメントで”新モデルを登場させたのです!

 

例えばGMTマスター(Ⅱ)の場合は、新ムーブメントへの切り替えのために、このタイミングで一旦モデルの生産をストップしたぐらいです。そんな状況の中で、「エクスプローラーⅡは足並み揃えなくて良いだろう」と言わんばかりに、飄々と旧ムーブメントで新作ですから面白いものです。

 

このエクスプローラーⅡの全体の空気を読まない登場は、まさに“アウトロー”です。2ndモデル恐るべし。しかし、案の定、この2ndモデルは短命に終わります。3年経たずして、新ムーブメント搭載の3rdモデルに切り替わります。



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