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今もなお圧倒的な存在感を放つ3角形のデザイン

1957年に発表された「ベンチュラ」は、世界初の電池式腕時計としてウオッチメイキングの在り方を根底から覆したモデルだ。キャデラックなどをデザインし、当時アメリカで名を馳せていたインダストリアル・デザイナーのリチャード・アービブが手掛けたエキセントリックな「ベンチュラ」は、発売と同時に1万2000個以上の驚異的なセールスを記録した。


そのオリジナルデザインを踏襲し、ブラックダイアル×YGPVDコーティングSSケースの3モデルがリリースされる。なかでもミッドセンチュリーのモダンデザインを反映した3角形の唯一無二なケースと、アメリカンスタイルを象徴するフレックス・ブレスレットのコンビネーションは、長く復刻が望まれてきたアイテム。エルヴィス・プレスリーをはじめとする多くの著名人を魅了し、現在も世界中の時計愛好家やファッショニスタから愛され続ける「ベンチュラ」は、時計史に輝くエポックメイクな存在だ。


「ベンチュラ」は通称“THE ELVIS WATCH”とも呼ばれている。その理由は、彼がべンチュラを好んで身に着けたからだ。音楽とファッションのルールを打ち破り、新たなスタイルを確立したエルヴィスは、WGケースにフレックス・ブレスレットをカスタマイズしたベンチュラを愛用したと言われる。1965年のクリスマスイブ、エルヴィスは宝飾店に赴きWGのベンチュラを購入。レザーベルトをフレックスベルトに付け替えたと伝わっているのだ。そのエルヴィスが実際に所有したベンチュラは、証明書と共に現在、ハミルトンが保管している。


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